総評
出題者から皆様へ
LGBT(=性的少数者)に対する社会的認識は、非常に大きな課題だと言えますね。法案の制定など法整備に関することは、エライ政治家の先生方に頼るしかないのですが、そのエライ政治家の方々にも果たして本当にLGBTを理解されているかどうか、疑問を持たざるを得ない発言をされている人たちもいらっしゃいます。
今の時代、LGBTの人たちにとって不都合だと思われる制度が指摘されているようですが、別の見方をすれば、それだけLGBTが社会的に認識されてきている、ということだともいえるのではないでしょうか。LGBTという名称すら存在しなかった時代には、性的少数者が不都合だと感じても、国会で取り上げられるようなことはありませんでした。それだけ、社会的価値観が変わりつつあるということです。
課題文の中にもありますが、「~自民党内の議論が紛糾し、国会に提出できませんでした。」という状況は、それだけ現行制度と現実との価値観に開きがあるということだと言えます。
さてそのような「議論が紛糾し」ている状況を英訳するとどのように表現できるでしょうか。ぜひ考えてみてください。
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今回の解説は、
「LGBT理解増進法案」はおととし、この議連が中心となってとりまとめましたが、
自民党内の議論が紛糾し、国会に提出できませんでした
についてです。
講評・解説・模範訳例ページを参照してください。
自習用課題
引き続き「英訳のヒント」として、講評ページに以下のような自習用課題を掲載します。
課題として取り上げている和文の内容は、わたしたちがすでに知識として把握していることですが、
改めて和文原稿を理解していってください。
みなさんのご感想を「お便りコーナー」から教えてください。
今後の参考にさせていただきます。
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尚、この課題についての訳例提示や添削はありませんので、ご了承ください。
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