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毎日新聞 8月12日
見出し

<SPEEDI>政府「不確実」防災基本計画から外す

本文 原発事故の際に放射性物質の放出量や気象条件、地形などのデータを基に放射性物質の拡散範囲や量を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI)について、政府は7月、国や自治体の災害対応の基礎となる防災基本計画で住民の避難に活用しないことを決めた。

「予測が不確実なため」としているが、住民避難で予測を参考にするとしてきた自治体や住民は反発している。

SPEEDIは原発事故時の避難に活用すると位置づけられていたが、東京電力福島第1原発事故では予測の公表が遅れ、住民に無用の被ばくを強いたとして国が批判された。

総評

出題者から皆様へ

今回はもとの日本語も非常に回りくどい表現に感じられましたでしょうか。
要は、避難の指針として予測システムを作った。でも予測が確かじゃないから使わない。それでは、一体なんのためにつくったのだ。…そういう気持ちで書かれたのではないでしょうか。

原文の字面の要素を訳文に取り込むことはもちろん1番重要なことですが、行間に込められた批判(または文章によっては賞賛)のニュアンスを、訳文に引き継ぐことができれば名訳ですね。

では、またのご応募をお待ちしております!

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