総評
出題者から皆様へ
今、衆議院選挙のただ中で候補者の連呼のうるさい声が日常を掻き乱しているかのようです。しかし、選挙は国民の権利であると同時に、デモクラシーの原則から国民はその責任を負わねばなりません。投票には責任が伴うわけですね。投票しっぱなしでその後は知らないというわけにはいかないわけです。
新聞を見てもテレビを見ても、何だか日本社会が右傾化しているようで「戦前の亡霊」の怖さを感じています。しかし、これも国民の選択とその責任の問題ですから静観したいと思います。
最近、当斉木学園の「通信教育部門」に国内外からパソコンワーク(添削委員)の希望者が増え続けています。実は、その処理だけでも毎日大変で、こんなことを書くとさらに大変になりそうです。
「この状況をどのように捉えたらいいのか」と毎日考えています。偏差値の高い大学へ、あるいは留学までしても、実際的にはその人の実力がグローバル・スタンダードに達していないのが実情なのです(教科書や参考書を暗記した程度の知識で、実務社会には到底通用しないのです)。私はいつも教育の根本がどこかズレているのではないかと思っているのです。もしそうであればそのズレの正体を暴き出したいものですね。若者たちがこの苦境から少しは脱出できるかもしれないからです。
以上