日英翻訳コンテスト

時事通信社11/5
見出し

トヨタ、脱炭素化で最低評価

本文 環境保護団体グリーンピースが4日、英グラスゴーで開催されている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に合わせて公表した主要自動車メーカーの脱炭素化の取り組みのランキングで、トヨタ自動車が最低評価となった。

報告書の中で、トヨタの2020年の世界販売に占めるEVや燃料電池車(FCV)の割合はわずか0.12%だったと紹介した。その上で「エンジン車の段階的廃止の目標を持たないだけでなく、EVへの全面移行に対する業界最大の障壁となっている」と批判した。

総評

出題者から皆様へ

今回の課題はコロナ禍とは異なる観点での世界経済への影響を暗示しているとも言えます。環境という、どちらかといえばこれまであまり注目されにくい地味な取り組みに対する日本と諸外国の主要自動車メーカーとの価値観の違いが象徴されています。
このような世界的な協調が必要な情報は当然のことながら、共通言語として英語による世界報道がされています。残念ながら、英語に関しては、日本人は未だに苦手意識があります。

一般的に言われていることですが、英語は中学レベルで充分使えるようになります。但し、これには教える側、つまり英語教師が英語を使えることが重要です。



※ こんな経験ありますか?


「英語の先生って、英語ができるんじゃないの?」という疑問もあるかもしれませんが、わたしも「英語の先生は英語ができる」と中学生のある時期までは思っていました。
ある時、英語の中間試験で「電車に乗っている」に当てはまる表現 ( )the train に当てはまるように適切な単語を( )内に入れるという問題がありました。
正解は ( on )the trainでしたが、わたしは ( in ) the train と書きました。
実際には、on the train でも in the train でもいいのですが、結果として、わたしの答は、間違いになりました。わたしはどちらも使えることをすでに知っていましたので、英語の先生に抗議をしましたが、その時の先生の返事は、「in はまだ教えていないから」というものでした。その時点では全く認識していませんでしたが、学校教育は集団教育ですから、効率化という観点からもどうしても画一的な指導にならざるを得ないのでしょう。試験の採点にしても、いわゆるマニュアル化していて、あらかじめ用意されている解答しか正解にしない、という対応になってしまうのだということであり、その画一的な範囲を超えると、教師の評価にも影響する、ということなのかもしれません。


今では、このようなことはないかもしれませんが、みなさんの同じような経験を、
「お便りコーナー」から教えてください。

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今回の解説は、「~だけではなく、~となっている。」の箇所について、
簡単に説明しています。



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