日英翻訳コンテスト

8/4(日) 共同通信
見出し

戦後憲法裁判の記録を多数廃棄 自衛隊や基地問題、検証不能に

本文 自衛隊に対して一審の札幌地裁で違憲判決が出た長沼ナイキ訴訟や、沖縄の米軍用地の強制使用を巡る代理署名訴訟など、合憲違憲が争われた戦後の重要な民事裁判の記録を全国の裁判所が既に廃棄処分していたことが分かった。

米国などでは原則永年保存され閲覧できる。

総評

出題者から皆様へ

どの課題もそうですが、
和文をどこで区切って英訳するか、というのはどなたもが悩んでいらっしゃいます。

これは一つの理由として、日本語と英語の考え方が違うということがあります。
極端な例ですが、英語は結論を先に述べるのに対して、
日本語は、結論を最後に持ってくる傾向が高いといえます。

そのような言語構造が異なる二つの言語でいかに正しい情報を読み手に伝えるか、
という手段が翻訳です。

学校の和文英訳とは異なり、答えはひとつではありません。

長い和文はひとつの文章であっても、英文にする場合には、箇条書きにするなどして、情報の整理をしていくことで、訳者の頭の中も整理できますし、なによりも
英語の発想に近づいていけます。

また、関係代名詞を使うこともいいのですが、あまり使いすぎると読み手が混乱する
ことも懸念されますので、必要最低限にすることが大切です。

次回も頑張ってください。

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