総評
出題者から皆様へ
社会を見る目を育てる:
私は、高校1年から下宿し、そしてその時には日本の主要新聞の一紙を購読し、大学生になってからは別の主要新聞に代えて、さらにニューヨークタイムズ紙(週に一度ドサッと届く)や各種の評論雑誌数誌を購読するといった社会に強い関心を持つ学生でした。
しかし、その後40歳を過ぎたころから翻訳活動にのめりこみ、パソコン時代も始まって大量の世界の情報をネットによって獲得するようになってからは、徐々に日本の情報の客観的価値や記事内容を含めた常識的考え方に対して強く疑うようになってきました。勿論、大学生の時から日本文化に対するそのような懐疑的な側面を持っていたのは確かですが・・・。
それから、惰性的に無意識的に読んでいた日本の出版物から少しずつ距離を置くようになり、現在では日本の新聞も購読という形では読みませんし、テレビは全く見ません。最近では、不思議なことに地方紙の新聞記者が私を取材し、その記事を掲載する有様で、どちらがどちらなのかという感じです。
このような生き方の中で学んだことは、「社会を見る目を育てる」ことは大切なことではあるけれども、育てることはとても難しく、しかも時間のかかる作業であるから、それをショートカットできるように日本の学校教育の在り方を関係者は再考してほしいと思っています。生徒を育てる前に教師を育てねばなりませんからね。
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下記:「音声解説リニューアル」
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なお、第35話から公開している「音声解説」について今後「第52話(12月30日公
開)」から過去データの管理を順次アーカイブ形式に移しますのでご了承ください。
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