総評
出題者から皆様へ
2種類の出版物について:
先月、この企画の記録である「過去問題集」の出版について取り上げました。
私にとっては積年の一つの思いがようやく実現されたという大きな喜びです。
というのは、英語の翻訳理論を今から30年ほど前に取り組んで、それを10年近く前から「実践から学ぶ~」で執筆を開始し、そしてようやくその理論を実践面に応用した記録であるこの翻訳コンテストと斉木英検の「過去問題集」が出来上がったからです。しかも、まだ「実践から学ぶ~」が完成しないうちに。
従って、「過去問題集」を読んで分からない場合やさらに深く知りたい場合、その理論的バックボーンになっているのが「実践から学ぶ~」です。
今後、私的な取り組みとして、この「実践から学ぶ~」の理論を完成させ、それを数式化・文字化に近づけて、精緻でしかもシンプルな理論に仕上げようと思っています。
というわけで、これら2種類の本を少なくとも英語翻訳(英日・日英)を学ぶ人に大いに役立ててもらいたいなと思います。
以上。
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今回の解説は、第1点:第1段落と第2段落の関係について、そして第2点:第2段落の"captured ~, revealing ~"についての構造・機能分析です。
解説ページを参照してください。