総評
出題者から皆様へ
田舎暮らしをしてちょっぴり思うこと:
私はこの5月から翻訳の理論書「実践から学ぶ~」を完成させるためもあって、生まれ故郷の山口で里山暮らしを満喫しています。
毎朝5時から6時頃起床して夜9時に就寝するという日課です。その間ほとんどの時間を自室の机の前で過ごします。今も自分の立てた研究計画に従って第5巻に向かっています。
こんな偏った田舎暮らしであっても、村人や田舎の人の暮らしぶりや生き方が少し分かってきます。恐らく、何百年場合によらなくても何千年も考え方や暮らしぶりは基本的に変わっていないのではないかと思うほど一途であり純粋であり、そして無抵抗なのです。
現代の若者がこのような里山で生きがいを見出して生きるにはあまりにも時間的なずれがあるのではないかと感じます、経済的な面も意識の面においても・・・。
田んぼをみると稲穂の間に、というよりも稲穂とともに粟やヒエなどの雑草が生い茂るさまを見ると、田舎の人の心の中に隙間風が吹いているような気がしてなりません。
何かすたれ行く日本の山村、そして日本社会・・・なんて思ってしまいます。
皆さんはこの現実をどのように受けとめますか?
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今回の解説は、英語と日本語の文章全体の構成法の違いと第2段落の"~, a process that ~"について取り上げました。
解説ページを参照してください。
次回をお楽しみに。