英日翻訳コンテスト

The New York Times Jul. 9, 2017
見出し

The Islamic State Is Not Dead Yet

本文 The liberation of Mosul – the Islamic State’s de facto capital in Iraq — marks a turning point in the war against the world’s most dangerous terrorist group. Daesh, as the Islamic State is known throughout the Middle East, no longer controls significant territory in Iraq where it can harbor foreign fighters or exploit resources, like oil.

And its core narrative — building an actual state — is in tatters. But while the Trump administration will be right to celebrate the end of the caliphate as we know it, it is far too soon to feel comfortable, especially in the absence of a strategy for the day after Daesh.

Fifteen years ago, at the start of President George W. Bush’s run-up to the invasion of Iraq, then-Senators Joe Biden and Richard Lugar raised a prescient concern: “When Saddam Hussein is gone, what would be our responsibilities? This question has not been explored but may prove to be the most critical.”

総評

出題者から皆様へ

でんしゃ理論(構造論・機能論)を著した拙著「実践から学ぶ翻訳理論」の第4巻の発刊について:

前回述べましたように、「英語native感覚で翻訳できる理論=英文の数式化」というコンセプトに立って著した第4巻をこの8月に発刊いたします。

先日も中堅企業の経営者で私の旧知の友人がやってきて、次のように言ったのです。「最近人生を振り返って再考しているけれど、過去の日本人の歴史を学ぼうとすれば日本史はすべて勝者の歴史で書き換えられてしまって嘘だらけ、海外との取引に当たってgoogleに日本語を入力し、その翻訳された英文の正確度を確認するために再度入力しても元の日本文に戻らない有様だ。一体変換のための理論はどうなっているんだ?・・・」と。

私はいつもの話だからへらへらと聞いていたのですが、少しまともに考えると誰でも当然行き着く当たり前の問題が、いつまでたっても変わらないのはやはり日本人の誰もが持っている文化における大きなマイナス的特徴の一つだと思います。

ですから、結果的に見ると私の学説がいつまでも「陳説」であるがゆえに、同時に一部の人にとってはいつまでも「実に有効な新説」として注目され続けることになっているわけです。

要するに、そういうわけで、日本文化には大きな盲点というよりもむしろ大きな欠陥があるわけですから、行き詰った人生だと思っている人も、あるいは行き詰った日本経済も考え方次第で間違いなく打開できるヒント(手がかり)が得られると思います。

皆さんの前向きな(positive)生き方を期待いたします。

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今回の解説は、第1段落の"Daesh, as the Islamic States is known~, no longer controls ~"について取り上げました。

解説ページを参照してください。


次回をお楽しみに。

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