総評
出題者から皆様へ
今回は、「文の要素である動詞の役割」について少し考えましょう。
この動詞の働きについては既にあちらこちらの機会にある程度述べてきました。
つまり、でんしゃ理論で言えば一つの車両の「中心的な構成要素」である、従ってそれを乗客で表現すると「動詞(母親)を中心とする一つのファミリー」が一つの車両に乗車していると捉えることができるのです。
ですから、そこには母親の夫(主語)だけではなく、子や孫やひ孫、さらにそれらのパートナーなどがナノの視点で言うと、すべてが「nexus(主述関係)」の法則に従って構成されていることになります。
それらのすべての構造物の中心にあるのが「主文にある一つの動詞(本動詞)」なのです。
従って、この本動詞を機能的に分析することによって、家族形態が判明するように英文の構造が解明され、それが言語変換の基本的な条件になるのです。
次回は、「主語の果たす役割」についてすこしばかり取り上げましょう。
以上です。