総評
出題者から皆様へ
会員総数:565名
さて、アンケート調査結果の2回目として、「グラフ集計」が出来上がりましたので今回はこの集計項目1点と2つの注目点を取り上げたいと思います。
グラフ集計から次のことが分かりました。
第一点: 「熱心な応募者の多くが20〜40歳代に集中している。・・・20代31%、30代18%、40代 18%、60代18%でした。」
これは言うまでもなく、日本社会の原動力となっている方々がこの「翻訳コンテスト」の中心を担っているという証拠です。このような日本の屋台骨を背負ってる方々によって、この企画の重要性・有効性を認めていただいたことは実に有り難いことです。これからも努力を惜しまず取り組もうと思います。
第二点:「アンケート参加者の70%以上が無料会員でした。・・・88%」
無料会員の方々の期待度、熱心度が如何に大きいかが分かり、従って責任を痛切に感じます。そこで、老婆心ながら今後も同じようなことをアドバイスすることにはなるのですが、本当に現代社会に通用する能力や実力をつけようとするのであれば、やはり有料会員になって翻訳者から「直接指導」を受けないことには信用されるだけの能力は身につけられないと私は思っています。学校や翻訳学校などあれやこれやの組織で英語の学習指導が行われているのですが、私個人としては基本的には信用していません。というのは、ご存じのように欧米化社会と言っている割にはこれほど「誤訳の蔓延」した社会は少ないからです。
第三点: 「添削会員の料金が高い、安ければ検討する。・・・35%」
この数字には、率直に言っていささか驚きました。現実的に会員総数がうなぎ登りに増えておりますが、反対に企画管理者や翻訳者の負担が当然増えて参ります。これを経済価値で評価し、プラスであればゴー、マイナスであればストップとしますと、この企画は当然ストップとなります。健全な管理・運営には、有料会員の皆様方を含め数多くの方々の様々な形での積極的な協力が伴います。良質のサービスを提供し、そのサービスを受けるためには、やはりお互いの健全なバランス感覚が必要ということですね。
(お詫び)英文などで文字化けしてご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。また、寛大な対応に感謝いたします。
出題者 斉木