総評
出題者から皆様へ
思考の転換は容易にはできません:
思考の働きを自らの意思によって自由に操作することはできません。なぜなら、思考を働かせるために作用しているのは、その思考を支配している「民族の文化」だからです。
ですから、自分の五感によってあらゆるもの、あらゆる現象を理解できるとは言えないのです。「民族の文化」とは思考をそのように縛る働きをしているのです。
私たちが異文化と接し、その本質を知るには上記のことから一定の限界があることを知る必要があるのです。その「知る」という謙虚な努力が民族の異なる「異文化の姿」に少しばかり触れることができるのではないかと思います。
英語という異文化言語を知ろうと思えば、自らの根本的な接し方を厳しく見つめ、英語の文化的背景について無知であることの認識が抱けるようになることではないでしょうか。
以上。
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今回の解説は、次の構造と訳出法についてです。
第2段落:'It’s our job at the Guardian to decipher a rapidly changing landscape, ~'です。
講評・解説・模範訳例ページを参照してください。
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講評・解説ページ新設コーナー
[The Train Theoryの原理を学ぶ]
第15話:it ~ to-inf構文とit ~ that-cl構文の訳出法
(「英文構造式考」より抜粋・簡略化)
/英日英語検定 第64回
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