総評
出題者から皆様へ
The Train Theoryについて:
前回は英文の「5文型」について教育上の扱い方を例に挙げて説明しました。また、今回の課題問題もパラリンピック会長アンドリュー・パーソンズ氏の言葉「Difference is a strength, not a weakness」を取り上げました。
いずれも日本文化の本質、言い換えると人と違うことを嫌う「同質性文化」「協調性文化」・・・などとは相反する思考なのですね。そのような文化的な違いが言葉の構造にも表れているのです。
日本語は頭としっぽのない寸胴言語であり、英語は頭としっぽが明らかな言語です。その意味で、英文構造は日本語とは異なって頭からしっぽまで一貫した法則の数式であり、従って論理的に科学的にその構造の有様を逐一説明できるのです。
ですから、それを前提とした学習をしなければ当然全く効果は上がりません。大学は出たけれど・・・という肩書社会がそれを示しているのですね。一事が万事に当てはまるのです。その意味で、21世紀のglobal社会はDiversity(多様性)の厳しい社会ですから、鏡に写る自分の姿を常に観察しなければなりませんね、・・・。
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今回の解説は、次の通りです。
第三段落の'It is up to each and every one of us to play our part, every day, to make for a more inclusive society.'です。
解説ページを参照してください。