総評
出題者から皆様へ
21世紀は「できるか、できないか」の時代:
この「できるか、できないか」の問題はこのシリーズの結構初期の頃に取り上げたように思います。
21世紀というIT社会(情報化)になると、何事も「中途半端にできる」という概念が薄れていき、最終的には「できるか、できないか」という概念に集結されるというものです。
つまり、中途半端にできるのは概念的に「できない」範疇に入るのです。
私はこの現象がglobalizationによって運ばれ、一歩間違えるとその価値観から「21世紀の奴隷制」を生み出すのではないかと危惧しているわけです。社会からfuzzyなものが消えると何事にも一つの価値が求められ、fuzzyの価値の存在が消えるのではないかということです。
翻訳などの言語学は、その本質が科学性ゆえに「学校文法」などの暗記中心のfuzzyな語学学習の方法はいずれ消滅することになるでしょうね。このつづきは またの機会に。
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今回の解説は、次の通りです。
第1段落の'To say out-loud that you find the results of the 2020 presidential election odd is to invite derision. You must be a crank* or a conspiracy theorist.'です。
解説ページを参照してください。