総評
出題者から皆様へ
英語の接し方、読み方:
前回は少々悪乗りして「安倍の提灯持ち」に話題が逸れて
しまいましたが、今回は逸れないようにしようと思います。
さて、英語の接し方ですが、重要なことは2点あります。
1つは、日本語も英語も対等に接する姿勢が大切だということです。日本人はともすると欧米コンプレックスによって英語を持ち上げておきながら、結局対等ではなく自国の日本語の思考で英語に接しようとしていると言えます。一番分かりやすい例が、英単語を覚えるための「単語帳」と構文や慣用表現を覚えるための「構文集・ゼミ集」を教育の現場で使用している事実です。こんなことでは英語が微笑みかけてくれるはずもありません!
もう1つは、英語の単語の配列の秩序を考えることです。なぜ文頭に主語があるのだろうか、その次になぜ述語があるのだろうか、それによって英語の表現内容が日本語とどの点で違うのだろうか、・・・といった英文構造の科学的秩序を考える必要があります。この捉え方は、英語の背景にある欧米社会を知る上でも重要な姿勢です。
私はそのようにしているうちに、英語という言語の「nexusの法則」の重要性に気づいたのです。それがあのでんしゃ理論の「構造論・機能論」を生み出してくれたのです。
異文化を尊重するというのは、「従属する」のではなく「対等に接する」ことなのです。分かりますか?ちょっと難しくなりましたが・・・。
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今回の解説は、次の通りです。
第三段落:The northeastern part of the country, which was hit hard early in the pandemic, has seen its numbers fall. について。
解説ページを参照してください。