総評
出題者から皆様へ
しっかりと調べるとは?(第2弾):
前回、「辞書でしっかり調べたけれども意味が分かりません」という質問が出てくるという話をしました。
要するに、このような質問が出てくるのは、一概には言えませんがその前提として日本語が分からないときに広辞苑で調べるように、英語も同様の調べ方をすればいいのだと考えていると思われます。
英語と日本語はその言語的な社会的・文化的背景が全く異なっているにもかかわらず、同じように言語分析ができると思っているからだと思われます。
あり得ないことです。しかし、日本の現実は明治以降200年近く変わっていないのです。
この点に早く気付いた人と気づいていない人との知的・文化的格差は、間違いなく時間の経過とともに拡大することでしょうね。
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今回の解説は、次の通りです。
第2段落の"tax $60 billion worth of American goods"と、
第3段落の" given the likelihood of tariff-related price increases"
解説ページを参照してください。