総評
出題者から皆様へ
前回の総評の中で去年1年間の印象を次のように述べました。
「漢字を覚えるように実に非科学的・暗記的な学習法に頼っている」と。
異文化、とりわけ欧米文化の言語は実に科学的にできているのです。極端に言うとパソコンの機能が数字「0・1」の組み合わせでできているように見事な数式で組み立てられているのです。
従って、私は英語を構造論・機能論から「関数言語」あるいは「等式言語」と呼んでいるのです。
そのような科学的な対象物を「暗唱」や「暗記」によって征服しようとすることはまさに無謀としか言えません。しかし、現実を見ると仏典にせよ拓本にせよ学校教科書にせよ、日本の学習法の基本はすべて「覚える」ことから始まります。その学習法を英語の学習にまで応用している有様です。
これが悲しい現実なのです。
この「斉木英語検定」の企画に参加されている皆さんは決してそのようなことがないように、1年後には英語に対するコンプレックスが吹き飛んでいるように、この1年間共に頑張ってまいりましょう!!
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今回の解説は、第4段落の次の表現法です。
”thinking critically about the news has never been more important.”
解説ページを参照してください。
次回をお楽しみに。