日英英語検定

お米マガジン 2024年8月22
見出し

【2024年お米不足】需給逼迫と価格高騰について

本文 日本における米の需給バランスは、複数の要因が絡み合っています。需要側では、人口減少や食生活の多様化により、一人当たりの米消費量が減少傾向にあります。一方で、供給側では、減反政策の影響や農家の高齢化により、生産量が減少しています。さらに、気候変動による異常気象や自然災害により、収穫量が不安定になることもあります。

坂本哲志農相は2024年6月7日の閣議後会見で消費動向について「前年よりも増加傾向にある」と述べており、家庭用の需要回復やインバウンドによる外食需要増による影響も決して少なくないと考えられます。

総評

出題者から皆様へ

日本の米需給バランスは、需要と供給の両面で複雑な状況に直面しています。

需要面では、長期的には人口減少や食生活の変化により、一人当たりの米消費量が減少傾向にあります。しかし、最近の動向では、家庭用需要の回復やインバウンド観光客による外食需要の増加が見られ、消費に若干の上向き傾向が観察されています。

供給面では、減反政策の影響や農家の高齢化により、生産量が減少しています。さらに、気候変動による異常気象や自然災害が収穫量の不安定化をもたらしており、安定供給への課題となっています。

このように、日本の米需給バランスは、長期的な構造変化と短期的な変動要因が複雑に絡み合っています。坂本農相の発言にあるように、最近の消費動向には明るい兆しも見られますが、生産面での課題は依然として存在しています。

今後は、需要の変化に柔軟に対応しつつ、生産の安定化や効率化を図ることが重要となるでしょう。また、気候変動への対応や新たな需要創出など、多角的なアプローチが求められます。

---------------------------------------------
新講座のご案内

□「音声解説付き」講座のリニューアル

  ⇒ http://tinyurl.com/u25mhykt

  聴講生の方々の高評価が力になり、大いに感謝しています。
  なお、第35話から公開している「音声解説」(無料)について今後「第52話
 (12月30日公開)」から過去データの管理を順次アーカイブ形式に移しますのでご了承  ください。

  詳細は、下記学園本部へメールでお尋ねください。
--------------------------------------------

 (有)斉木学園本部

〒754-0603 山口県美祢市秋芳町別府3684番地
Tel. 0837-64-0222
E-mail:info@saikigakuen.com

Copyright(C) Saikigakuen Co., Ltd.