総評
出題者から皆様へ
Quadは、四カ国戦略対話 Quadrilateral Security Dialogue ですから、
「対話」による話し合いが行われます。アメリカ、オーストラリア、インド、は英語が母国語または公用語、ですが、日本はそうではありません。
オーストラリア英語、インド英語やアメリカ英語は、同じ英語であり、通常何の問題もなく使われています。英語的発想で「対話」が進められるのですが、そうなると当然、英語を使う国民としての無意識の連帯感が生まれることも容易に想像できます。
会議などの公的行事には通訳を介して発言するにせよ、非公式な場面では、日本の首脳陣は残念ながら、共通のコミュニケーション言語である英語による連帯意識を外国首脳と共有するのは現実的に容易ではありません。
欧米とアジア圏の文化的相違の理解と尊重も、ことばによるコミュニケーションができてこそのものです。残念ながら、日本は未だに、英語開発途上国といえます。
今後のグローバル化に取り残されることのないよう、日本でも英語が当たり前のように使えるように、日本の英語教育を抜本的に見直してもらいたいものです。
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今回の解説は、次の構造と訳出法についてです。
講評・解説・模範訳例ページを参照してください。
>> 同時に、深刻な世界規模での困難の時代に4か国が「善を推進する力」になることを示していくとした。
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