総評
出題者から皆様へ
ロシアへの危惧
ロシアからウクライナへの侵略行為はいまだ終息に至りません。世界中で危惧されるこの問題は、NATO(北大西洋条約機構)でも強い論調での議論や対応が続けられています。
3月15日、NATOのストルデンベルグ事務総長は対ロシアをめぐった協議が必要であるとし、ブリュッセル本部にて緊急首脳会議を開くと発表しました。ウクライナ支援をはじめとした問題への議論、NATO結束の確認が目的です。
3月24日に開かれたこの緊急首脳会議には、アメリカ合衆国のバイデン大統領をはじめとしたG7国家首脳が出席しました。
現地時間の15時から開かれた会議は100分におよび、オンラインでの出席となったウクライナ・ゼレンスキー大統領からのさらなる対ウクライナ支援の要請、G7首脳と事務総長の間での意見交換がおこなわれました。
世界的な責任追及
会議の結果、G7首脳は同盟国やパートナーシップ関係によるロシア・プーチン大統領の責任追及への取り組みを確認しました。各国からの経済・金融措置の完全実施も進められることになり、ロシアへの強い対応を打ち出しています。
会議後にはG7首脳声明が発出されました。2022年3月24日付で発出されたこの首脳声明では、ロシアへの非難とウクライナへの支持・支援継続が強く表明されています。
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解説
今回の解説は、次の構造と訳出法についてです。
「一連の首脳会議では、ヨーロッパ各国の首脳らとともにロシアに対して新たな経済制裁を打ち出すほか、中国がロシアを支援した場合の対応についても、協議するとみられています。」
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