日英英語検定

共同通信10月23日(水)
見出し

台風、床上・床下浸水が9割超 多数が被災者支援法の対象外か

本文 甚大な被害をもたらした台風19号で、消防庁が23日公表した住宅被害は約6万8千棟であることが分かった。

そして、被災者生活再建支援法で最大300万円が支給されるのは原則として床上1メートル以上の浸水などに限られ、対象外となるケースが多数に上るとみられる。

総評

出題者から皆様へ

米グローバルファイナンス誌によると、「世界で最も安全な国ランキング2019」で日本は128カ国中、43位だそうです。これは主に地震など自然災害リスクの影響のようです。

特に昨今は災害が多くなっているような気がするのは私だけでしょうか。
それでもまだまだ災害に対する心構えが甘く、いざというときにどこに避難すべきかを把握できていない人も少なくないのではないでしょうか。いざとなったときのため、きちんとリスク管理はしておきたいものです。

さて、今回は1メートルという単位が出てきましたが、数字+単位におけるハイフンの使い方に注目したいと思います。
ハイフンは数字+単位を名詞の前に持ってきて形容詞として扱う際に用いられます。
例えば、
She is three years old. の場合は、形容詞が補語となっており、後ろに名詞が続きませんのでハイフンはつけるべきではなく、逆に、She is a three-year-old girl. の場合は、名詞が後ろに用いられているため、名詞にかかる形容詞となり、ハイフンが必要になります。(yearの複数形のsも外す)
このように、名詞の前にかかる形容詞として用いる際にハイフンが必要となりますので違いを覚えておきましょう。

私自身も通訳や翻訳の仕事に携わる機会が時々ありますが、毎回痛感するのは、日々の積み重ねが何よりも大事だということです。言葉は生き物ですので、出来るだけ日常的に使うようにして翻訳になれて行きましょう。

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