日英英語検定

信濃毎日 2019年7月20日
見出し

宮迫博之さんと田村亮さんが謝罪 闇営業問題

本文 振り込め詐欺グループのパーティーで「闇営業」をし、吉本興業との契約が解消となった「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)と謹慎中の「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん(47)が20日、記者会見した。

宮迫さんは「詐欺被害者の方々に、とんでもない不快なつらい思いをさせてしまっていることをおわびさせてください」と謝罪した。また、反社会勢力とのつながりは「ない」とした。

総評

出題者から皆様へ

闇営業から一転、吉本興業の企業として在り方を問われることとなった大きな問題となりました。
海外では即訴訟となるようなパワハラやセクハラがまだまだ日本では軽視されているのは、先進国として非常に残念なことです。
外国人雇用が急増している昨今、企業の在り方、従業員個人の在り方への意識改革が必要だと思います。

さて、今回の課題では、一段落の文が非常に長く、多くの方が文を分割して表現されました。日本語の原文のニュアンスを残しつつ訳すのであれば少しそのニュアンスが薄れてはしまいますが、分割することによって、英語らしいすっきりとした訳文に仕上がっている傾向がありました。
翻訳というとついつい原文に忠実に訳してしまいがちですが、翻訳された言語を使う国の人たちになじみのある文の構成、表現をすることも大切だと思います。
そのためには、普段から英字新聞を読むなどして、英語のスタイルに慣れておきたいものですね。

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