日英英語検定

税理士ドットコム 2019年5/22(水)
見出し

本当の恐怖は20年後…憧れのタワマンは「時限爆弾」

本文 都心部にはいくつものタワーマンションが並び立ち、豪華絢爛な設備や立地を打ち出して、人々の購買意欲を掻き立てている。

管理費や修繕積立金は決して軽いものではない。後の大規模修繕に備えねばならないが、滞納や、相続人の所在がわからず必要な決議が取れないなどの恐れもある。これらのことはどれくらい意識されているのだろう。

総評

出題者から皆様へ

日本語のマンションという言葉。英語ではmansionというと、日本語のマンションとは意味が全く異なり、豪邸を意味します。昔々に、これを知らずに使ってしまって、知り合いに「私がとんでもないお金持ち」だと勘違いされたことを思い出しました。
マンションは英語ではCondoと言いますので注意しましょう。

また金額や費用における高い、低いは必ずしも日本語のそれに沿ったものではないので、注意して使い分けるようにしましょう。

こちらカナダでもコンドの管理費は安くはありません。
確かにスポーツジム、プール、ミニ映画館、バーベキュー設備などコンドならではの施設が非常に充実しているのはうれしいですが、そこそこのアパートの家賃並みにかかる管理費をこの先一生支払うだけの価値はあるのか、と考えると悩むところです。
今、カナダの都市エリアでは土地が高騰しており、若い世代が一軒家を買いたくても買えず、仕方なくコンドを買う人も少なくありません。
自分たちの子供の世代の生活を不安視するのも否めません。

では次回の皆様の挑戦を心からお待ち申し上げます。

Copyright(C) Saikigakuen Co., Ltd.