日英英語検定

毎日新聞2018年6月19日
見出し

大阪震度6弱 死者5人に 大雨予想、土砂災害警戒を

本文 大阪府北部で震度6弱の地震が発生した。19日も余震が続き、高槻市(たかつき)や茨木市(いばらき)など340カ所に1584人が避難している。

死者は5人、負傷者は408人、そして住宅の一部損壊は515棟になった。

震源地では20日朝から梅雨前線のため大雨が予想され、気象庁は土砂災害への警戒を呼び掛けている。 

総評

出題者から皆様へ

私は関西出身者ですが、阪神大震災から以降、大きな地震もなく、また大阪は比較的地震が少ないと言われていただけに、今回のニュースはとても驚きました。また、それに拍車をかけるように起こった豪雨。
被害にあわれた方々に対し、国や自治体の対策が早急に進められますよう、心からお祈り申し上げます。

今回の課題文では数値が多く出てきましたが、数値表現においては、英語では9までの一桁は英語表記で、それ以上は数値表記でというルールがありますが、震度のようにレベルであったり、また「死者は5人、負傷者は408人」と同じ文に一桁数値とそれ以上の数値がある場合には数値で表現したほうがすっきりして見やすくなります。

また、新聞の見出しにおいては読者の目を引くために数値表現をされることが一般的です。

tremorとearthquakeの違いにおいて、tremorは比較的小さい規模の地震を表すのが一般的です。

このような細かなルールは辞書を引くだけでは気づくことが難しいかと思います。日頃から英字新聞を読んだり、リサーチをすることで翻訳力を鍛えていくことができるといいですね。

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