日英英語検定

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山中伸弥によるコロナ情報(5つの提言)

本文 5つの提言(5月14日改訂)

提言1 対策はこれからが本番。賢い行動を粘り強く続けよう。
提言2 国民全員が日常を見直し、人と人の接触を減らそう。
提言3 感染者の同定・隔離システムを充実させよう。
提言4 医療や介護従事者を守ろう。
提言5 ワクチンと治療薬の開発・大量製造を推進しよう。

総評

出題者から皆様へ

コロナ感染が衰えることを知らず不安に感じている人も多いのではないかと思います。
私が住んでいるカナダでは感染者は他国に比べ比較的落ち着いてきたものの、学校の再開など準備が整っていないことがたくさんありまだまだ通常運転とは程遠い現実です。
一日でも早く終息に向かってほしいと願うばかりです。

さて、今回は「見直し」という言葉に焦点を置きたいと思います。

見直しと聞いて真っ先に浮かぶ単語は何でしょうか。今回の参加者の多くの方がre-thinkをいう単語を用いられました。
英語では一般的にはreviewを使うことが多いです。
ではこのrethinkとreview、違いは一体何なのでしょうか。

辞書で調べてみると、rethinkは特に改訂や変更などを見越して考え直すことを指します。(例:My boss asked me to rethink the plan.)一方で、reviewは対象物などに対して、確認、評価し、必要であれば変更も視野に入れる、というニュアンスを持ちます。(例:We review the result every month.)

ここで、原文「国民全員が日常を見直し」を見てみた際に、皆さんはどちらの単語を選択するでしょうか。


このように単語一つとってもずいぶん意味が異なってきます。
と言いましても単語の定義を覚えていくのは至難の業ですので、出来るだけ英語の文章に触れて感覚を養っていくことで単語の違いに気づくことが出来ればいいですね。

具体的に何が違うのか分かっていなくても違和感さえ感じることが出来ればあとは調べればいいのです。
ですので、まずは感覚で違和感を感じられるようにたくさんの英語に触れましょう。

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