日英翻訳コンテスト

10/1(月) 琉球新報
見出し

翁長さんの魂継ぐ 沖縄知事当選の玉城さん 未来のため「体張る」

本文 激しい選挙戦を繰り広げた沖縄県知事選挙は30日、翁長雄志(おながたけし)知事の後継として「辺野古(へのこ)に新基地を造らせない」と訴えた玉城(たまき)デニーさん(58)が大勝した。

「イデオロギーよりアイデンティティー」と訴えて、翁長知事の姿勢を継承して支持を広げた。

支持者らと人さし指と小指を立ててポーズを取った後、カチャーシーを舞い、孫を抱きかかえて喜びを表した。

総評

出題者から皆様へ

今回の県知事選でも沖縄県民の民意が示されたにも関わらず、中央政府が反対を押し切り基地建設を継続するというニュースがありました。今回の基地移設問題に関わらず、原発問題などにおいても中央政府が地元住民の反対を押し切って強引に建設実行するという強権的な態度は問題。外交方針も含め協議を重ね、合意を得た上での実行と言うわけにはいかないのでしょうか。

課題の翻訳について、どれくらい補足情報を追加してもいいのか、と言う質問や、「イデオロギー」「アイデンティティ」などのカタカナ語の訳についてのコメントがありました。どこを補足するのかは翻訳者各自の判断になりますが、あくまで原文に忠実に必要な分だけ補足する、カタカタ語については機械的に英語を当てはめるないよう、若干注意が必要です。
解説と訳例は講評部分をご覧ください。



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