日英翻訳コンテスト

毎日新聞 8月6日(月)
見出し

<東電>テレビ会議ビデオ公開 泥縄での事故対応映す

本文 東電は公開に先だち、東電が依頼した寺島秀昭弁護士を同席させて説明会を開催。社員の氏名・役職など個人が特定できる音声部分1665カ所、映像29カ 所をマスキング処理して視聴できないようにしていることを通告。

さらに(1)カメラ、録音機材を持ち込まず、録画・録音・撮影をしない(2)特定の社員を誹謗(ひぼう)中傷する報道を控える--ことを求め、同意書にサインさせたうえで視聴室の入室を認めた。

今回の対応は、個人情報保護法の全面施行(05年4月)以降に官僚や政治家、大企業で相次ぐ「プライバシー保護」を口実にした不祥事隠しの典型例と言える。

総評

出題者から皆様へ

登録会員の総数:1065名
(上記には、高校生部門の会員数は含まれておりません。)

日英翻訳の応募者数が英日と比べて少々少ないようです。確かに、日英の使用頻度は英日に比べると少ないように思いますが、もし英語のマスターを本気で考えているのであれば一つ重要な点を指摘したいと思います。

それは、日英の学習が英日の学習に実に重要な影響を与えるということです。
つまり、日英学習は英語の基本的な構造の学習を前提とするために、実はそのことが英日翻訳の前提となる英語の基本的な構造の分析を同時に、しかも分かり易く学習することにも繋がるということです。私は英語指導の中で、英作文のできる人は必ず英文読解ができるようになることを長年築き上げた理論と経験によって確信しています。その事実を読者の方々にも伝えたいと思います。

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・・「出題者の戯言(たわごと)」・・
英語学習法やToeflなどの試験情報、あるいは社会環境の変化や翻訳の仕事など、語学に関わるよもやま話ができたらと考えています。

昨今のニュースによると、文部科学省は日本社会のグローバル化の波に合わせて小学4年生以下においても英語学習を必修にしようとしています。恐らく英文の講読ではなく、英会話の学習かと思います。逆説的に聞こえるかもしれませんが、ことばは言うまでもなく文化を極めて凝縮した形で反映したものですから、成長段階にある子供たちに「異った文化」のことばを何の躊躇もなく丸呑みさせることは危険ではないかと思っているのです。これには色々と説明が必要となるのですが・・・。

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