英日翻訳コンテスト

The Japan Times Nov.24,2008
見出し

Man admits stabbings,bring knife

本文 A man claiming he had

総評

出題者から皆様へ

 前回の応募総数は71通でした。そのうちEメールが60通、はがきが7通、ファックスが4通でした。
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。この度の応募者数は、これまでに比べて珍しく多くなりました。ありがとうございます。私は、現在あらゆる面で混乱している日本の社会を、ある意味で、幕末の日本とダブらせて考えることが出来ると思っているのです。つまり、日本社会をある側面から眺めてみると、改めて「鎖国」から「開国」へと向かっているのではないかと言うことです。思いますに、日本の英語教育のレベル(英語教育だけではないと思いますが)は、まだ寺子屋の段階にあるといっても良いのではないでしょうか。もしそうであるなら、これから本格的に英語を学習し、研究することは、決して古いことではなく、むしろ実に新鮮なものであると考えても良いと思います。近い将来において、英語のあらゆる能力が今以上に必要となるときが必ず来ると、私は思っているのです。さて、前回のヘッドラインを少し解説しておきましょう。お便りの中で質問されていたように、前回のヘッドラインには、”brings”の”s”が抜けていたために、英文を正しく把握することが出来なくなってしまいました。もし、この”s”がついていれば、英文分析において注目しなければならないところは一つししかありません。それも、お便りも中で質問されていたように、”stabbings”と”brings”との間にある”カンマ(,)”の使い方です。
 それでは、次回まで。

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