英日翻訳コンテスト

The New York Times Dec. 26,2014
見出し

Kuroda to Return to Japan, Pitch for Carp

本文 Japanese media are reporting that Hiroki Kuroda, a free agent with the Yankees, will return to Japan in 2015 to pitch for the Hiroshima Carps.

Japanese broadcaster NHK and other reports said Saturday that the right-hander will wear the same number 15 that he wore for the Yankees. The Hiroshima team kept the number open for him for the eight years he was away, awaiting his return.

The reports say the 39-year-old Kuroda has signed a one-year contract worth 400 million yen ($3.3 million). Kuroda pitched for Hiroshima from 1997-2007, and then spent four years with the Dodgers before moving to New York.

In the last season he was 11-9 with a 3.71 ERA. While with the Major League, he was 79-79 with a 3.45 ERA in 1,319 career innings.

総評

出題者から皆様へ

第158回では、小保方さんと錦織圭さんのニュースを取り上げて、「日本人はこれを「気持ち」(心)で判断し、片付けようとしているけれども、欧米人にとって見ればいずれの問題もその問題の背後には「人間」(一人の自分)が存在しているということになります。

ここにもグローバル化の波が徐々に押し寄せ、いずれは日本人は「あなた自身はどう考えるのか?」という客観的な詰問へ追い込まれることになるでしょう。」と述べました。

・・・このように何事についても日本人は「気持ち(心)」で判断するけれども、異文化の波は「あなた自身の考え」を求めてくるのです。これは我々日本人にとっては深刻な問題ではないでしょうか?

この点から、今回の私の解説を読んで考えてほしいことの一つは、欧米人の言語である英文の構造が「なぜそれほどまでに厳格で科学的なのか?」ということです。ことばは思考の前提にある(存在する)ことと深く関係しているのです。

以上です。

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